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ホタテやタマネギ、オホーツクが誇る産物を使った「食によるまちおこし」の取り組みをご紹介します。
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このブログでは何度も何度も書いていますが、私の食加技センター研究員としての専門は「エゾシカ肉の資源有効活用」です。
専門として取り組んできた仕事でようやく成果が出ました。
しかも自分の母校と一緒に取り組んできた商品企画です。これは本当に嬉しい!
12月25日(金)の北海道新聞朝刊(オホーツク欄)にも載りましたので、これで公開OK!ということでご紹介させていただきます。
以下、プレス向けの資料です。
News Release.
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エゾシカ肉を使ったソーセージの商品化について
道立オホーツク圏地域食品加工技術センター 研究員 拔山 嘉友
株式会社東京農大バイオインダストリーではこのたび、北海道知床産のエゾシカ肉を使ったソーセージ「エゾ鹿ソーセージ」を商品化し発売しました。
●これまでの経緯
・開発のきっかけ
平成17年に札幌市で行われたエゾシカフォーラム(200人)での試食会(400人)で、和・洋・中のエゾシカ料理が多数ある中、加工品とひてはただひとつソーセージ類を試食提供し、大変講評であった。
・その後の経過
翌年度より研究テーマを「エゾシカ肉の資源有効活用と食肉製品の開発」とし、本格的に開発に着手。肉質の研究や加工適正の評価などを東京農大と共同で行い、そこで得られた新しい知見や技術を活かしながら製品の開発を行った。
・商品化の道筋
開発品は東京農大の「エゾシカ学」応用過程の講座「ソーセージ加工実習」において講習会の題材とし、平成20年度から今日まで8回の実習を行い、エゾシカ学を受講する学生と市民大学受講者が延べ160名参加している。
その実習での受講者の評価や感想を取り入れながら改良を重ね、このたびの商品が完成した。
遠軽町のハム・ソーセージメーカー「吉川産業株式会社」に技術提供し製造委託により商品化した。
●商品について
・特徴
オリジナルのスパイス調味と製法により、エゾシカ肉のうまさと色調を活かした商品。
・原料
エゾシカ肉はウデ肉などの低利用部位を使い、またパリッとした歯ごたえと、のど越しの良さを高めるため豚のバラ肉を混合して食感の向上とコストの低減も図った。
エゾシカ肉の割合は全体の45%。
・食し方など
冷たいままで、また焼いたりボイルしてもよい。それぞれの美味しさを十分に堪能できる。
・規格と価格
ウィンナータイプ/4本入り120グラム
フランクタイプ/2本入り120グラム
価格:各450円(税込み)
・販売店など
東農大バイオインダストリーアンテナショップ「笑友(エミュー)」
北海道網走市南6条西3丁目
ホームページ → http://www.nodai-bio.jp/
ネット販売 → http://minoriya.ocnk.net/product/25
肉のたかはし
北海道斜里郡斜里町港町1 北海道 斜里郡斜里町 港町1
●今後の展望
この商品を東京農大のエゾシカ学と市民参加による開発商品として位置づけ、エゾシカ肉の有効活用に対する地域の気運を高めることを目標に、飲食業や観光物産事業者などとも協働しながら商品の利用普及を推進する。具体的には圏域の地ビールレストランや焼肉店での利用や道の駅などでのシカドック等の販売展開を企画していきたい。
●本件に関するお問合せ先
株式会社東農大バイオインダストリー
〒093-0006北海道網走市南6条東3-3
電話番号:0152-43-7233 FAX:0152-43-7233
メールアドレス:info@nodai-bio.jp
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以上、長々と書いておりますが、平成17年秋の開発着手から、商品化までに4年もかかったという、私個人としてもこんなに長く時間をかけてじっくりと取り組んだ商品開発は初めてです。
農大バイオインダストリーのショップ「笑友(エミュー)」に現物を見に行きました。
このショップでは、同社が携わっているエミュー関連の開発商品(菓子類、コスメ製品)などの販売や地域の特産販売、東京農大が開発協力した商品を多数取り扱っています。
しっかりと燻煙がかかり、さらに良い風味に進化した味。
道新にも出ていた同社のスタッフさとうさんと。
嬉しさのあまり、おだちすぎました。はっぴまで借りて写真撮影を強要。
いやすみません、ほんとうに。
(株)東京農大バイオインダストリー通信(ブログ)
→ http://ameblo.jp/bioindustry/day-20091225.html
| 未分類 | 17:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
「新・ご当地グルメ地域活性化協議会(S-1パートナーズ)」からのお知らせです。
阿寒湖温泉の新・ご当地グルメ、「阿寒やきとり丼」が平成22年4月からの正式デビューの前に、平成22年1月1日元日から1ヶ月限定(予定)で国設阿寒湖畔スキー場レストハウスにおいてモニター販売されます。
「阿寒やきとり丼」は、阿寒特産のエゾシカ肉を使用し、焼き・揚げ・練りの3種類のくしを丼に乗せることを基本ルールとして、地元の旅館ホテルなどの関係者で構成する「阿寒やきとり丼地域活性化協議会」(小林一之会長)が開発したものです。
エゾシカ肉は高タンパク、そして鉄分が多く含まれているといわれており、スキーなどエネルギーを必要とするスポーツに最適な食材です。阿寒湖畔スキー場にお越しの際は是非お試し下さい。
「阿寒やきとり丼」モニター販売
期間/平成22年1月1日(金)~1ヶ月(予定)
※土日・祝日限定(20食/1日)
※1月1日(金)~10日(日)は毎日20食限定
場所/阿寒湖畔スキー場レストハウス
価格/800円(デビュー後の予定価格:950円)
内容/阿寒やきとり丼セット(阿寒やきとり丼、汁もの、季節の小鉢)
※関連記事
阿寒湖温泉でシカ肉「やきとり丼」開発着々【釧路】
→ http://www.kyodoshi.com/news/2969/
| 未分類 | 21:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
道内の地元食材等をいかしたまちおこし団体等で構成する『北海道ご当地カレーエリアネットワーク』の公式ホームページが12/25(金)公開されました。
道内の「ご当地カレー」情報を紹介するこのホームページは、
南富良野町の「なんぷエゾカツカレー」や富良野市の「富良野オムカレー」、士別市の「士別サフォークラム・スープカレー&カレー」など、
道北~道央地域で構成される『北海道ご当地カレーエリアネットワーク』に参加する8団体の内、7地区のご当地カレーと各地の参加店を紹介しています。
●富良野オムカレー(10店舗)
●士別サフォークラム・スープカレー&カレー(4店舗)
●美瑛カレーうどん(6店舗)
●なんぷエゾカツカレー(7店舗)
●白老シーフードカレー(7店舗)
●苫小牧ホッキカレー(5店舗)
●日本海えびタコ餃子カレー丼(2店舗)
今後推進母体となるネットワークの活動と共に、サイトを利用して地域間連携によるスケールメリットを活かした取組みを展開していく予定になっています。
ご当地グルメの地域間連携、今後の展開にご注目ください。
北海道ご当地カレーエリアネットワーク
→ http://www.hokkaido-curry.net
※関連記事
FURANO CURRY NET「北海道ご当地カレーエリアネットワーク 設立」
→ http://curry-net.jugem.jp/?eid=1598
| 未分類 | 23:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
青空が広がる好天のお天気。
このところ雪も少しずつですが降るようになり、ゲレンデも白一色です。
年末の只中ですが、北見市留辺蘂町にある八方台スキー場ではスキー合宿が行なわれており、今日はオホーツク北見塩やきそばが昼食で出されました。
スキー場のロッジ、この中でやきそばを作ります。
合宿には山形県や新潟県などから小・中・高校生と何組かのスキー少年団約70名がきてたようです。
食べ盛りの子供達に栄養満点の塩やきそばは人気でした。
たくさん用意していましたが、途中で足りなくなりあわてて補充したほどだったそうです。
船橋道義も応援に来てくださっていたようです。
八方台スキー場
→ http://www.city.kitami.lg.jp/rub_sisetsu06/sisetsu06_on.htm
| 未分類 | 21:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
オホーツク全域の企業信用調査会社「東亜リサーチ」の情報誌「オホーツク経済情報TOA」の2010年新年特別号で、私の勤務しておりますオホーツク圏地域食品加工技術センターの特集記事が載りました。
コンテンツは
・管内の高額所得法人(年商2億円超のオホーツク企業、大型企業ベスト50社)
・オホーツク経済NOW(産業経済の現況、農林水産業データなど)
・管内の新設法人
・特集記事
特集記事「特別レポート ~ブランド形成、地域活性化を担う」のタイトル。5ページの大特集です。
センターを食品加工業振興、加工技術力向上による圏域の製造業おこしの拠点と位置づけ、“食加技”の現状と課題、新たな方向性についてという内容。
北見産タマネギの高付加価値化の研究プロセスや、5人の研究スタッフ紹介。
それ俺の専門を活かした研究実績とともに、ニーズに即した地域プロモーションと技術支援の現状を取り上げています。
平成6年の開所以来160品を超える開発協力商品、そして大学や研究機関などとの連携拠点としての役割の重要性を紹介。オホーツク北見塩やきそばをはじめとする管内の新・ご当地グルメ開発も紹介されました。
株式会社 東亜リサーチ
→ http://www.toa-research.co.jp/index.html
| 未分類 | 23:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
北見も雪が積もりました。
札幌では積雪が28センチ、小樽では44センチということですが、オホーツク海側は足跡が残る程度。
雪かきをしても、まだ物足りない感じ。
でも最低気温はマイナ10℃前後、寒さは十分です。
北海道じゃらん新年号は、「冬のお出かけネタ祭り!」
冬が好き!! という方のための情報が満載です。
表紙にはオホーツク干貝柱塩ラーメンの写真がさりげなく。うれしー!
特集では、「超完全保存版 今、注目のラーメン100」
100杯もあれば種類もいろいろ、好みに合わせて選べます。
「札幌」「旭川」「函館」「釧路」の北海道四大ラーメンの新旧対決、
「江別」「帯広」「千歳」「石狩」など注目の振興エリア、
話題のつけ麺、編集部お勧めの個性派ラーメンなど。
「北海道ローカルラーメン15連発!」ではオホーツク干貝柱塩ラーメンも登場!
詳細は北海道じゃらん新春号をご覧ください。
「北海道じゃらん」新春号
発行:(株)リクルート北海道じゃらん
→ http://www.recruit-hokkaido-jalan.jp/
定価:380円
| 未分類 | 22:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
10月12日(月)にNHKのBS2にて生放送された「まるごと体感!北海道 ご当地グルメ応援団」
また再放送が決まりました。再編集版74分バージョンです。
12/23(水・祝)15:05~16:18(NHK総合・北海道ブロック)
ぜひともご覧ください!
「まるごと体感!北海道 ご当地グルメ応援団」番組ホームページ
→ http://www.nhk.or.jp/sapporo/gotouchi/
NHK札幌放送局
→ http://www.nhk.or.jp/sapporo/
| 未分類 | 23:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
網走支庁1Fロビーにおいて12月16日(水)から24日(木)まで(平日のみ)クリスマスツリーや木にまつわる楽しい展示をしています。(8:45~17:30)
また、本日(12/18:金)は17時より、網走吹奏楽団によるミニコンサートやホットミルク、網走おでんなどの地元特産品やオホーツク圏地域食品加工技術センターの開発商品の試食会が行われました。
地元産のレッドビートを使ったグミ商品や、ダッタンソバ商品、食酢関連商品など、センターがこれまで開発にかかわった商品。
このほか21日(月)からは、センター開発商品が多数展示されることになっています。
多数のご来場をお待ちしております。
網走支庁
→ http://www.abashiri.pref.hokkaido.lg.jp/
ロビーdeクリスマスin網走支庁
→ http://www.abashiri.pref.hokkaido.lg.jp/ss/rnm/abashiritree
| 未分類 | 22:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
全国知事会が発行する機関誌「都道府県展望」12月号でオホーツク北見塩やきそばが紹介されました。
~知事が未来を探る、創る、提言する~
のサブタイトルがあり、全国の知事の皆さんの会報誌のようなものだと思います。
掲載されたのは「ふるさとの料理と名所探訪」のコーナー、今月は「北海道」です。
洞爺湖有珠山ジオパークの紹介と、洞爺湖にほど近い白老(しらおい)町の新・ご当地グルメ「白老バーガー&ベーグル」、
そして「オホーツク北見塩やきそば」と「富良野オムカレー」も写真と地図入りで紹介されました。
※「都道府県展望」はインターネットでもご覧いただけます。
全国知事会
→ http://www.nga.gr.jp/index.php
都道府県展望
→ http://www.nga.gr.jp/tenbou/
ふるさとの料理と名所探訪(北海道)のページ
→ http://www.nga.gr.jp/tenbou/furusato200912.pdf
洞爺湖有珠山ジオパーク
→ http://www.toya-usu-geopark.org/
白老バーガー&ベーグル
→ http://www.shiraoi.net/B&B/
富良野オムカレー
→ http://furano-omucurry.com/
| 未分類 | 22:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
今日(12/16)も置戸町に出張でした。
置戸町でこのヤーコンの栽培が始まったのは20年ほど前、
全国有数の生産量ですが、販路の開拓と特産品の開発が課題でした。
置戸町商工会が推進役になって関係機関や生産者などで「置戸町特産品開発委員会」を組織し、私も平成17年から関わらせていただいています。
特産のヤーコンを使った商品開発を共同で行い、これまで漬物や菓子類などいろいろなものを作りました。今回は商品化されるものの製法の指導に来ています。
ヤーコンとは南アンデス原産のキク科の植物。塊根(いも)の部分を食します。見た目はサツマイモのようですが中はみずみずしく甘味があり、果物のナシのような食感と味があります。
ビタミン類やミネラルが豊富で、食物繊維、フラクトオリゴ糖、ポリフェノールが豊富なことから、健康野菜としても少しずつ知られるようになってきました。
しかし鮮度の保持や規格外の取り扱いなどの点で、生食としては流通する時期が限られていたり、加工しにくかったりという問題もあります。
そこで時期を問わず、また取り扱いのしやすい形態の製品を作って、そこから商品展開するという試みを行なうことにしました。
そのような経緯で生まれたのがこの商品、「ヤーコンのコンポート」です。
シロップ漬けのことです。
加工二日目は、前日下処理してシロップに漬け込んだヤーコンの包装と殺菌を行ないました。
昨日~今日と朝から夜遅くまで、委員会のメンバーや関係者の皆さん総出で加工を行なっています。
出来上ったコンポートは、主に業務用としてこのような形態で販売を行ないます。
使われ方としては、
こういうデザート類や、
こんな感じで洋菓子になったり。
甘味とシャシシャキした歯ごたえが特徴で、そのまま食べても結構いけます。
刻んでヨーグルトに入れるとすごくうまい。
このコンポート加工も3年目、置戸の皆さんが大事に育てている商品です。
少しずつ使ってくださる方も増えてきました。
このヤーコンのコンポートを使ったデザートを食べられるお店が北見にあります。
ヤーコンコンポートと白花豆のデザート
〈麼麼咋咋:モーモーチャーチャー〉
~中国家郷屋台 笑安記(北見市)
留辺蘂産の白花豆の煮豆と置戸町のヤーコンコンポート、道産の豆類を使った新しい中華デザートです。
「麼麼咋咋:モーモーチャーチャー」とはマレーシア語で「ごちゃまぜ」の意。白色の冷製お汁粉で、ココナッツミルクの風味がアクセントになっています。
●規格・小売価格等 380円(1人前)
●お問い合わせ先 中国家郷屋台 笑安記
〒090-0837 北海道北見市中央三輪1丁目421-4
TEL・FAX 0157-36-8001
※ヤーコンコンポートに関するお問合せは
●お問い合わせ先 置戸町商工会
常呂郡置戸町字置戸456番地-1
TEL 0157-52-3520
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