
北海道の上空を移動中の発達した低気圧の影響で、道内は広い範囲でまとまった雪が降りました。今日は除雪車が出動していますね。
先日の厳しい寒さと今日の降雪で、体もだいぶ冬に慣れてきたようです。
雪かきで運動不足を解消しようと思います。。
今年も残すところあと10日余りとなりました。
最後の大仕事はテレビ番組の取材対応です。

向かったのは北見市留辺蘂(るべしべ)町の「ホクト製箸」。
オホーツク北見塩やきそばのルール「第6条 協議会指定の道産割り箸を使用する」のとおり、同社の割りばしを使うことにしています。
デビューして3年半経つのですが、実は工場を訪問したのは初めてです。

工場内に一歩入ると、
「ガチャン! ガチャン! ガチャン!・・・・・」というリズミカルな音とともに、木の香り。森林浴をしているようです。

音がするほう、工場の奥に入っていくと、女性スタッフが機械を使って箸を作っています。
板状の原料が見る見るうちに割りばしの形に成形されていきます。

それらの工程の一部始終を撮影しました。

ずーっと見ていても飽きません。

木材をカットする中野社長。
大きな鋭い刃で分割していきます。

創業してから20年間使いつつけた加工機械は社長ご自身がメンテナンスをしているそうです。

質の良い箸を作るため、切れ味が命の刃も、自分で研磨をしながら使っています。

同社は地元に唯一、そして道内でも道北の下川町と二件しかない道産わり箸メーカーとして、ほんとうに貴重な存在です。
ホクト製箸は、おもに地域の飲食店向けにトドマツ材を利用した割りばしを製造し、高級感のある天削箸のデザインが人気です。防腐剤や漂白剤を一切使用せず、安全安心な製品づくりに徹しています。
年間250万膳を製造し、トドマツ材の木地を活かした白木の箸のほかに、割り箸に絵などの装飾を施した「色彩箸」の製造を行っており、各種記念品やノベルティに利用されています。
新しいことにも挑戦しながら、永くこの箸を作り続けてきた陰にはいろんなご苦労もあるのだと思います。
オホーツク北見塩やきそばには、この箸は欠かせません。
今度食べるとき、ぜひ箸の香りを確かめてみてください。

味のある薪ストーブ。とてもあたたかい。

出来上がった箸を乾燥しているところ。

新聞などで取り上げられる機会が多くなり、注文が殺到しているのだそうです。
北海道新聞
「ごちそう引き立つ 割り箸製造ピーク 留辺蘂-[経済]」
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/264741.html「北見の工場で正月用高級割り箸製造盛ん-[動画News 風物詩]」
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http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=fuubutu&v=712565937001
オホーツク北見塩やきそばも「地産地消」と「地材地消」の推進しています。このメニューを皆さんが食べることにより環境保全と北海道の森を育てることに役立ちます。後世に残す北海道の自然をよりよい形で維持できる社会づくりに私たちもできるだけ貢献していきたいと思います。
有限会社ホクト製箸
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http://www.waribashi-hokkaido.com/index.htm