オホーツク北見塩やきそば応塩隊 ブログ

ホタテやタマネギ、オホーツクが誇る産物を使った「食によるまちおこし」の取り組みをご紹介します。

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サケ節で地域活性化! 「羅臼サケ節」イカスフォーラムに参加しました。

1120126_羅臼サケ節01

霧氷(むひょう)が枝に絡まり太陽の光をきらきらと反射する一本の木。朝日が昇ると瞬く間に氷が溶けてしまいます。冷え込んだ日のほんの短い間だけ見ることができる美しい光景で、寒ければなお感動もひときわ高まります。

そしてそのずーっと向こう、北見市端野町の水田が広がる一帯は、常呂川から上がる水蒸気がまるで雲海のように畑の一面を覆っています。


先週は本当に寒かったですね。北海道のほぼ中央に位置する占冠村(しむかっぷむら)では、朝の気温がマイナス31.4℃となるなど、北海道全域が厳しい寒さに見舞われました。北見もマイナス20℃を超える日が毎日のように続き、外に出て冷気を吸い込むと咳込んでしまうほどです。

1月26日(木)、この日は羅臼町(らうすちょう)で「羅臼サケ節」イカスフォーラムが行われました。私も講演とパネルディスカッションに参加するために早朝北見を出ました。

何しろ知床半島の向う側です。子どものときに父親と「ヒカリゴケ」を見に行った記憶があるぐらいで、どのような道順で行くかもよくわからず、とにかくネット検索で得た情報をもとに時間に余裕を見ながら移動の計画を組みました。



1120126_羅臼サケ節02

約四時間の行程の半分、画像は斜里町に入る手前です。目の前にそびえるのは知床半島の付け根にある「海別岳(うなべつだけ)〔標高1,419m〕」。

この山は羅臼岳、斜里岳などとともに平成17年に世界自然遺産に登録された「知床」を象徴する山の一つです。なだらかでこんもりとした山容は、ゴツゴツとした印象の斜里岳とは対照的で優しく感じます。きっとこの山の向こう側に羅臼町があるのでしょう。



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半島の反対側に出ました。こんな近くに国後島(くなしりとう)が見られます。
天候のせいでしょう、陸と海面の間には蜃気楼が見えました。



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羅臼町につきました。
正面の白い山が知床の最高峰「羅臼岳(標高1,660m)」。



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羅臼町は人口約6,000名、観光と漁業のまちです。鯨やシャチ、流氷の訪れとともに冬は天然記念物のオジロワシやオオワシの飛来が観察できます。

サケやホッケ、スケトウ、ウニが有名で、高級食材「羅臼昆布」の産地です。

流氷に埋め尽くされることがないので漁船も陸揚げされていません。おいしい魚介類が真冬でも食べられます。



1120126_羅臼サケ節06

ようやく到着、フォーラムの会場となる羅臼町公民館。天候も良かったので4時間以内で着くことができました。



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昼食は主催者の方たちとお蕎麦屋さんへ。
今日の主題となる「羅臼サケ節」を使っているそうです。

ほんのりと甘みがあり、やさしい味。

しかし残念なのは、こうして写真をとってもサケ節を使用していることが認識できるものが何もないということ。

写真のフレームに収まる範囲のなかに、「羅臼サケ節」が分かるロゴやラミネートの説明シートなんかがあると良いと思いました。箸袋に統一のデザインが施されていたりすると、いろいろなお店で使えるので良いと思うのですが。


1120126_羅臼サケ節11

フォーラムが始まりました。昨年末に北見で開催していただいた、「サケ節普及セミナー」と同様に、章月グランドホテルの藤井修一料理長が壇上に。調理のプロによるサケ節の魅力紹介とサケ節を使った料理の試食が行われました。

またこのサケ節を開発した北海道立総合研究機構 食品加工研究センターの阿部茂主査によるサケ節に取り組む意義と商品化までの道のり、かつお節などとの比較もしながら“美味しさ”に関する解説がありました。


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函館を皮切りに、旭川、北見、釧路と巡り、この普及セミナーのしめくくりをこの羅臼町で行うということで、関係者の皆さんの思いもひとしおであったことでしょう。

地元での開催は念願であったろうと思います。



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というわけで、そんなプレッシャーもあるなか、このサケ節を今後地元に根付かせるためのヒントを!という主旨で基調講演の機会を頂きました。

とても短い時間でいしたので十分とは言えませんが、きっとわかってもらえたんじゃないかなー。

地元に根付かせることの目的は、「サケ節を売る」ためではなく、「サケ節を使ってまちを売り込み、まちを元気にする」ため、ということです。

生産者やサケ節の加工メーカーは美味しいものを作ることに全力を注ぎ、町民がこぞってそのサケ節の魅力と価値を高め、根付かせ、食文化を作り上げる。

これだけの素質とインパクトがある地域資源をうまく利用しないともったいないと思いました。



1120126_羅臼サケ節10

後半のパネルディスカッションにも参加させていただきました。

地元からは観光協会の事務局長の池上さん、漁協女性部長の田中さん。そして私と藤井料理長です。

サケ節を軸に地域の魅力を語り合い、私たちからはアドバイスをいくつか。

特産品は技術者や生産者がだけが作るのではなく、その土地で磨かれ育まれていくものです。そして“まちおこし”は地元の人にしかできません。

サケ節は地域の特産品というレベルを超えて、北海道を代表する調味料になるかもしれません。

ぜひとも、羅臼の皆さんには頑張ってほしいと思います。




1120126_羅臼サケ節13

フォーラムの後、夜は懇親会です。遅くまで羅臼の皆さんと沢山話ができました。

中身の濃い、本当に充実した一日でした。

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